for businesses

中小企業向けサービス

事業所の困りごとと集団分析の結果に基づいて、以下のサービスを組み合わせて、予算内で効果的なものをご提案します。
地域で活躍している中小企業様に利用していただきたいサービスです。

長期的~短期的な目標を設定し、人づくり、組織づくりに取り組みましょう。

健康いきいき職場づくりの図

弊社のEAPサービスの特徴

地域密着、顔の見える関係で、地元企業の健康経営、組織の成長をご支援します。心理職(臨床心理士・公認心理師)が直接担当することが特徴です。メンタルヘルスのご相談にしっかり応えられること、集団分析の説明および活用ができることが強みです。経営・労務に関しては、中小企業診断士・社労士と連携します。

01 ストレスチェック

ストレスチェックの集団分析を組織健康度の指標として用いながら、メンタルヘルス対策、健康経営、経営戦略の観点から、健康いきいき職場づくりをサポートします。

経済産業省による健康経営優良法人認定要件の「ワーク・エンゲイジメント」「メンタルヘルス」は、本EAPサービスと関連のある項目です。

経営戦略に、ストレスチェック集団分析の「ワーク・エンゲイジメント」を指標にできます。

メンタルヘルス対策・ストレスチェックは、産業医のご意見を伺いながら進めます。

必要に応じて、中小企業診断士、社労士、キャリアコンサルタント、保健師など、外部専門家と連携できます。

個人結果の活用

ストレスチェックの個人結果では、「ストレス要因」「ストレス反応」「サポート要因」の3つからストレスの高さを知ることができます。ストレスは精神疾患だけでなく、身体疾患のリスクを高めます。本結果をきちんと活用できるよう啓発していくことが大切です。

弊社では、ストレスチェックに基づくセルフケアを集合研修や個人面談(オンライン可)を通してご支援します。

集団分析を活用した職場環境づくり

弊社では「新職業性ストレス簡易調査票」を用いて、ストレスチェックを行います。80問あるいは120問の設問にお答えいただくことで、社員が生き生きと働いているかどうか(ワーク・エンゲイジメント)、集団一体感があるかどうか、対人関係はどうかなど、組織の健康度が測れます。

集団分析でわかること

「新職業性ストレス簡易調査票」は、健康いきいき職場づくりモデルに準拠して作成されています。ストレスが不可避な現代社会で、いきいきと働くためにどの資源を高めればよいのかを考えてつくられたものです。以下の尺度の数値と分析により、貴社の良好ポイントと要改善ポイントをあぶりだします。

健康いきいき職場づくりモデル

健康いきいき職場づくりモデル

健康いきいき職場づくりは、東京大学川上憲人教授(現在は名誉教授)による「健康いきいき職場」モデルに基づいた職場環境改善の取り組みのひとつです。

標準的なストレスチェック(職業性ストレス簡易調査票 57問)と新職業性ストレス簡易調査票との尺度の比較

仕事の負担に関する尺度を拡張して情緒的負担や役割葛藤を評価したり、仕事の資源に関する尺度では、作業レベル(裁量権、仕事の意義、役割の明確さ、成長の機会等)、部署レベル(上司のリーダーシップ、経済・尊重報酬、褒めてもらえる職場など)、事業場レベル(経営層との信頼関係、公正な人事評価、個人の尊重など)といった幅広い職場環境の要因を評価できます。

弊社の集団分析レポートの内容

基本セット(全社、男女)

  • ストレス判定図と総合健康リスク
  • いきいきプロフィール
  • 各尺度の偏差値(ピラミッド型グラフ、経年比較・部署比較のための折れ線グラフ)
  • 心理的ストレス反応とワーク・エンゲイジメントの二軸マトリクス
  • 各尺度の回答比率(100%積み上げ横棒)
  • 重回帰分析(心理的反応あるいはワーク・エンゲイジメントと関わる尺度の相関)

追加グループ設定、オリジナルな設問(webのみ)の設定が可能です。

02 相談窓口

従業員やそのご家族のお困りの問題について、臨床心理士・公認心理師が相談に応じます。職場ストレスはもちろんですが、心身の不調、性格的な問題、対人関係、子どものこころの問題など、心に関することであればどんなことでも相談できます。相談窓口の場所やご相談回数は契約内容によって異なります。従業員様のメンタルヘルス保持および事業所の健康管理のために、ご活用ください。

相談の場所

  • 事業所への訪問相談
  • 弊社カウンセリングルームの利用
  • オンライン
弊社カウンセリングルーム1

弊社カウンセリングルーム1

弊社カウンセリングルーム2

弊社カウンセリングルーム2

相談の種類

自主相談

相談内容に関わらず、ご自分の意思で申し込む相談です。個人情報や相談内容は事業所には報告されません(事業所への訪問相談の場合には、事業所を通じての申し込みとなりますが、面談内容は本人の了解なしに事業所に報告することはありません)。

紹介相談

上司の紹介による相談です。上司が心配している事柄について確認したあと、ご本人の面談を行います。健康管理に関することのみ、ご本人の了解を得て、上司や事業所に報告します。

マネジメントコンサルテーション

上司による部下に関する相談です。部下の体調や業務習得、人間関係などについて、管理監督上心配なことをご相談いただきます。通常の管理で改善しない問題は、早めに専門家に相談することがラインケアとして推奨されています。

復職支援

復職をサポートするために、休職者との面談、主治医との連携、職場へのコンサルテーションを行います。休職・復職規程がない企業様には、復職規程と復職支援フローの作成をサポートします。

ハラスメント窓口

ハラスメント窓口として弊社を活用していただくことができます。相談窓口、ヒアリング、被害者および加害者の心のケア、判定委員会への参加など、ハラスメント手続きの中での弊社の役割を果たします。

03 研修

事業所の困りごとと集団分析の結果に基づいて、EAPサービスプランを立案します。研修は、実行段階(Do)において有効なサービスです。対象を誰にするのか、目的は何にするのかによって研修内容を検討します。

職場環境改善

厚生労働省の第13次労働災害防止計画(2018年度〜2022年度)では「ストレスチェックの結果を集団分析し、その結果を活用した事業場の割合を60%にする」ことが目標として掲げられています。やり方には、1. 経営者主導型 2. 管理監督者主導型 3.従業員参加型がありますが、研修企画及び運営をご支援します。

セルフケア研修

個人面談

はじめてストレスチェックを行った際には、個人結果の見方やストレスマネジメントについて個々に説明する機会を設けるのが健康管理に有効です。30〜45分の時間をかけて行います。対面でもオンラインでも可能です。面談時間の設定も面談でのアドバイスも、個々に応じた対応ができるのがメリットです。

集合研修

はじめてのストレスチェックのあと、集合研修で個人結果の見方やストレスマネジメントを説明する機会を設けることも有効です。同じ時間に多くの人数を集めることが難しい場合がありますが、短時間で多くの人に対応できることがメリットです。

ラインケア研修

管理監督者の立場になられた方に対して、部下のマネジメントを意識するために研修を行います。どの研修も、ケースを題材にして、ロールプレイあるいはグループワークを行うなど、体験的に学びます。

部下の不調に気づく

新しく管理監督者になった従業員には、ラインケアの基本となる「部下の不調に気づく」「話を聴く」「つなぐ」を学んでいただきましょう。弊社の研修は、ケースを題材に実践的に学びます。

建設的直面化

「困った社員」に自分の問題を認識してもらうために、どのようなステップを踏み、どのように問題を伝えると良いのかを学びます。

傾聴訓練

「話を聴く」のは簡単なようで、案外難しいものです。話を聴くときのポイントを学び、ロールプレイを通して、話を聴く力を高めます。

ハラスメント研修

ハラスメントの基礎を学び、普段の自分の振る舞いをチェックします。「してはいけないこと」を学ぶにとどまらず、互いに心地よいコミュニケーションと職場づくりを目指します。

グループワーク

対象や目的に応じたグループワークを行います。「新人研修」「管理職研修」「若手研修」「育休復帰後研修」や、部署ごとの「職場環境改善」など、職場のニーズに応じて研修内容を企画します。健康経営優良法人の認定をお考えの企業様では、希望項目に沿った研修企画をご提案します。

04 組織の成長/職場環境改善

ストレスチェックの結果に基づき、ヒアリング、個人面談、集合研修を組み合わせて、組織の成長/職場環境改善に短期〜長期的に取り組みます。
ヒアリングしている様子